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今から仮想通貨への投資を始めて「億り人」になれるのか?

こんばんは。

近頃は仮想通貨の話題で持ちきりになっています。

最高値を更新したと思えば寝静まっている間に急落していたりと、

株式市場のようにルールが整備されていないため、無秩序な動きをしています。

そんな中でも、仮想通貨への投資(投機)をしていたことで、

億万長者になった「億り人」と呼ばれる人々がいます。

なんとも夢のある話ではありますが、

今から仮想通貨への投資(投機)を始めて「億り人」に果たしてなれるのでしょうか?

 

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これは、直近1年間のビットコイン価格の値動きを示したチャートです。

2017年の1月1日は、ビットコインの価格は12万464円でした。

ここ1年ほどで急激に話題にはなったものの、

それ以前からビットコインに注目して購入していた人が存在し、

運用が始まった頃から既に相当の上昇はしていたのですが、

2017年初頭でもまだ10万円台でした。

そこからなだらかな上昇を続けていたのですが、

夏を過ぎた頃から上昇する勢いが良くなり、秋ごろからはより急激に上昇しています。

ビットコインが急激な上昇をしていることが話題になり、

そのことを知ったことで新規に取引に参加する人が増えていきます。

そして実際に買ってみると確かに儲かる。

「買うから上がる。上がるから買う。」のサイクルが続き、

様々な機関からバブル状態にあると危険視されたにもかかわらず、

その上昇は止まりませんでした。

2018年1月1日現在では一時200万円を大きく超えてつけた高値から下落し、

ビットコイン以外のアルトコインに資金が流れ込んでいることもあり

価格が150万円から170万円程度で推移しています。

 

ここでタイトルの問いに戻るのですが、

今から仮想通貨の取引を始めて、「億り人」になれるのでしょうか?

まあ億万長者とまではいかずとも、趣味に使ったりブランド品を揃えたりと、

それなりに遊べるほどの金額を稼ぎたいと思ってしまうのが人情というものです。

夢のある話を聞いて、「億り人」になりたいと誰もが思います。私も思います。

しかし結論から言うと、それは難しいと私は考えます。

理由は、これまでに購入していた人と、これから購入する人とでは

置かれている状況が大きく違うからです。

今でこそこれほどまでに儲かると言われ、騒がれるようになりましたが、

ビットコインという存在を知らなかった人は意外に少ないと思います。

 

例えば、2014年にマウントゴックスという取引所の破綻事件がありました。

何が起こったのか、正確な事実を知ることはできませんが、

今ほど話題になっていなかったビットコインであったにもかかわらず、

マウントゴックスのニュースについては、大きく報道されていたため、

ビットコインというよくわからないものに手を出すのは、やはり良くない。

そういう悪い印象とともに報道されたことが記憶に残っている方も多いとおもいます。

しかし、あの時点でよく知らないままに放っておいたのではなく、

きちんと調べてみて、例え少額でも購入していたら今どうなっていたでしょうか?

たらればの話をしても意味はありませんが、

今と比較してビットコインの価格ははるかに低く、

また注目度も低かったのでここ1年の大相場で出せた利益は大きなものだったはずです。

ですが、今は大衆の注目を既に浴びており、我も我もと群がってきている状況です。

マウントゴックスが破綻したのは2014年の2月頃だったのですが、

その時のビットコインの価格は約5万円、

そこから200万円の時に利確したとすると約40倍の上昇をしています。

今のビットコインの価格を約160万円とすると、その40倍は6400万円。

まだまだビットコインの上昇の可能性を説いている人々も、

6400万円まで上昇すると断言できる人はそうそういるものではないでしょう。

実際、近頃ではリップルなどが大きく値上がりしていたり、

草コインと呼ばれるまだ価格の低い仮想通貨のトレードが注目されていたりと

一攫千金を狙うために別のところへ資金が流れており、

ビットコイン時価総額がアルトコインに喰われている状況です。

 

「仮想通貨は儲かる。」というイメージが既に大きく出来上がってしまい、

以前よりも参入者が増えました。

株式市場でもそうですが、株の銘柄や仮想通貨の値動きをする理由は、

業績が上がったからだとか、通貨が使われるようになったからというものではなく、

売る人よりも買う人の方が多いという需給によるところが大きいです。

自分が儲けるためには、自分よりも後に買う人がいなければなりません。

自分よりも後に買う人というのは、

最初期にビットコインを購入した人にとっては自分以外のすべての人であり、

マウントゴックス事件の前後で購入した人にとってはその後から始めた人であり、

今から始める人にとっては、さらにその後から始める人となります。

つまり始めるのであれば早ければ早いほど良いのですが、

すでに大きく認知されたので、自分よりも後に参入する人が刻一刻と少なくなります。

こういうことがあるので、

今から仮想通貨を始めても「億り人」になることは難しいと考えています。

しかし、悪い印象を持っているものの、本当に資金を持っている高齢者層や、

日本以外の普及していない国などもあるので、未参入者も多く、

仮想通貨の市場もまだまだ小さいという見方が大勢なので、

利益を出すことは十分に可能ではあると考えています。

 

ですので、仮想通貨のトレードを始めたいというのであれば

すべてなくなってしまっても良いと思える範囲の資金で取引するのが良いと思います。

が、もし「億り人」を狙うのであれば、

今から仮想通貨のトレードをするよりも、

「次のビットコイン」を探すのが良いのではないでしょうか?

「次のビットコイン」が何かは全くわかりませんが、

2014年に起こったマウントゴックス事件のように悪いイメージのものや、

全く注目されていないものだったりするものかもしれません。