資産形成のメモ帳

20歳から考える資産形成

コインチェックのNEM流出について

仮想通貨取引所のコインチェックで、

約600億円弱のNEM(XEM)が流出したことで大騒動になっています。

何が起こったのか、経緯を含めて報道の記事をまとめます。

この記事は2018/1/27に作成しました。

情報が古くなっている可能性があるのでご注意ください。

  

【重要】NEMの入金について(随時更新) | Coincheck(コインチェック)

今回の騒動の始まりはコインチェックの公式ブログで更新されたこの記事からでした。

26日の正午過ぎにNEMの入金制限を行い、

その後、NEMの売買、出金も順番に制限され、

16時頃には日本円を含めたNEM以外の通貨の全ての取り扱い通貨も

売買と出金停止になりました。

ビットコインだけは売買の制限が解除されたようですが、

それ以外の取り扱い通貨の売買は以前できない状況となっています。

 

コインチェック記者会見「顧客保護を最優先」 :日本経済新聞

その後、夜になって記者会見が行われました。

引用部分は全て↑の記事からです。

NEMが消失した経緯

「26日の午前3時にコインチェックのNEMアドレスから5億2300万NEMが送金されていた。検知した時点のレートは日本円にして580億円。午前11時25分にNEM残高が異常に減っていることを検知し、午後4時すぎに日本円を含む全ての通貨の出金を一時停止。ビットコイン以外の全ての通貨の売買も停止した。金融庁や警視庁に報告済みで、NEM財団やNEMを取り扱う国内外の取引所と連携して、売買停止の要請をしている」

 

補償について

「流出したNEMについては補償を含めて検討している。まずは顧客保護を最優先に対応している。補償する財務的な余裕についても精査中だ。顧客にできるだけご迷惑をかけることがないように検討している」

 

NEMの管理について

「(ネットに常時つながっている)ホットウォレットに入っていた。(ネットを遮断した)コールドウォレットでの管理はシステム的に難易度が高く、対応できていなかった。技術的な難しさと人材不足が原因。開発に着手してきたが、今回の事象までに間に合わなかった」

 

失った資産をどうやって保証するのか、

保証の方法は何で、いつ頃わかるのか、

他の通貨でも消失は起こらないのか、

取引、出金の停止が行われているが再開されるのか、

他の取引所に影響は無いのか、

インチェックに資産を預けている人にとって一番重要なのは、

これらのことだと思いますが現時点では見通しがついていません。

流出した分について取り返すことができるかは不明です。

取り返すことができない場合は保証を求める形になるのでしょうが、

 

580億円ともなると金額が大きすぎるので、

インチェックに保証できるだけの能力があるのかが気になります。

記者会見中にも保証の方法について質問がありましたが、

検討中とのことでした。

 

[全文1/4]コインチェック、仮想通貨「NEM」の不正流出を受けて緊急会見 被害額は約580億円相当

記者会見の全文はここから読むことができます。

今回の記者会見を通してわかったのはおおよその流出の経緯でした。

 

失った分の保証やNEM以外の通貨の取引、出金についてどうするかなど、

今後についての質問に対してはほとんど検討中という答えです。

NEMの流出が判明してから記者会見を開くまでの間、

時間的には1日も経っていないので、ある意味では仕方がないと言えます。

 

資産が流出したことについては大問題です。

失った分については必ず取り戻さなければなりません。

利用者にとっては資産が守られることが一番重要です。

突然資産がなくなってしまったので平静でいることは難しいですが、

代表の二人を精神的に追い込むような行為に意味はありません。

二人の責任や進退については後からいくらでも話し合うことができます。

被害を被らなかった人々も無闇な誹謗中傷は避け、

冷静に今後の動きを見なければなりません。

 

今回被害にあったのはNEMを持っていた人々でしたが、

NEM以外の通貨の取引制限や送金の制限などもかかっている状況です。

どうしてNEMが狙われたのかはわかっていませんが、

他の通貨の保有者も決して他人事ではありません。

海外でも取引所へのハッキングの報道はたびたびされていますし、

取引所のCEOが誘拐され,身代金を要求されたりと、

もはや何でもありの状況になっています。

インチェック以外の取引所においているから安心というわけでもありません。

法規制や市場整備が十分に行われていないということは、

取引をする上では自由を意味しますが、

何かが起こってしまった際に保証などありません。

自分のことは自分で守る。

このことを念頭において見ていきたいですね。