資産をつくるために

20歳から考える資産形成

職住近接の重要性

 月々の生活費を可能な限り減らすことで、貯蓄に回すことができる金額も増えます。

これは当たり前のことですが、食費や交際費などの変動費は、

節約の実態が把握しづらく、継続的に行うことが難しいものでもあります。

そこで、毎月必ずかかる費用である固定費を減らすべきなのですが、

その具体的な方法の一つに、会社の近くに住むことがあります。

この記事ではそういったいわゆる職住近接の重要性についてメモします。

 目次

 

職住近接のメリット 

徒歩や自転車で長くとも20分くらいで通える場所に住むことにした時、

職住近接のメリットとしてあげられるのは、まずは費用がかからないことです。

バスや電車で通うのなら必ず運賃を払わなければなりません。

会社に補助金を出してもらえるのなら問題ありませんが、

そういった福利厚生がないと通勤費はバカにならない費用になります。

二つ目は、人混みに揉まれるストレスがなくなることです。

最悪なのは都心部のように常に人が絶えない路線に住むことです。

朝から満員電車、帰る時も満員電車で座れないことが当たり前。

人が多いのでろくに身動きもできず、

狭くて息苦しい空間で数十分という時間を過ごさなければなりません。

毎日こんなことをしていたらストレスがかからない方がおかしいです。

通勤だけで疲れてしまっては家に帰ってから何かをやろうとしても、

なかなかやる気が起こらないでしょう。

三つ目は、通勤にかかる時間がかからないことです。

これが一番大きなメリットだと考えていますが、

通勤で消えていく時間を使って毎日何かに取り組んでいれば、

趣味でも副業でも何でもいいですが、一年もすればある程度形になっているでしょう。

集中して物事に取り組むことのできない時間を毎日のように過ごすことを考えると、

会社の看板が見えて休んだ気にならないという理由など、

どうでもいいと思えるほどのメリットがあります。

 

職住近接のデメリット

気持ちの上で職場に近い場所に住むのは抵抗があるという話もあります。

もちろんそれはその通りで、必ずしもメリットだけとは限りません。

職場に近い場所に住んでいると、会社に出入りするところを見られることもあるので、

近所に住む人に「あの人はあそこの会社の人だ」と顔を覚えられることもあります。

どこに住んでいても同じことなのですが、

職住近接だと余計に普段の行動に気を使わなければなりません。

変な噂が立ってしまうと面倒臭いのは間違いないですね。

また、仕事終わりや休みの日に会社の近くを通ることになると、

仕事のことを思い出して嫌な気持ちになることもあるかもしれません。

土日なのに心休まる気持ちになれないのはこういう理由からでしょうね。

 

時間が最も重要

アルバイトを何にするか決める時、はじめに見る条件は間違いなく時給です。

シフトの自由度や業種ももちろん見ますが、

大学時代の稼ぎに直結するので時給は重要な目安になります。

そして、時給で計算するのはアルバイトだけでなく会社員も同じです。

給与明細などを見てみると、1ヶ月の労働時間と給与を計算して、

時給換算で数字に表している会社もあります。

物事を測るには時間を使うことが多いです。

だからというわけでもないですが、

普段はあまり意識することのないものとは言っても、

私たちの人生で一番重要なのはやはり時間だと言えます。

今でこそ100歳を超える人が出てくるほど長く生きるようになったおかげで、

自分が死ぬということはおろか老後でさえ随分先のものであるように思えます。

私たちは1日、1週間、1ヶ月、1年を延々と繰り返しながら過ごしていますが、

それは永遠に循環するわけでは決してなく、

いつか必ずなくなる寿命を、少しずつ確実に消費しています。

死ぬまでの過程は人の数だけあるでしょうが、

健康な体で生きている間にできることがいくらでもあるわけではありません。

その中で、自分がやりたいと思ったことをできるようにするには、

暇ができたらついつい遊んだり休んでしまったり無計画に使ってしまいがちな時間を、

可能な限り節約して大切に扱うことです。

なので生活の中で優先すべきは時間の確保ということになります。

本業の稼ぎを増やすために知識をつける、副業で収入源自体を増やす、

はたまた趣味や余暇を楽しむにしても、取り組むための時間が必ず必要になります。

自分の中に何よりも優先順位の高いものがあるのなら、

そちらを優先した方が良いのはもちろんですが、

死ぬまでその場所で暮らすというわけでもない限り、職場の近くに住むことは、

デメリットよりも時間を確保できるというメリットの方が大きいです。

 

いずれ引っ越しするのなら・・・

若いうちは、借り家に住むことが多いです。(実家暮らしは別ですが)

転勤のないローカルな企業に就職し、

家族を持って家を構え、ずっと同じ場所で暮らすのなら、

ただ職場に近いという理由だけでは住処を決めることはできませんが、

いずれ転勤、移住、転職を考えている、もしくはその可能性がありそうなら、

職住近接は資産形成を目的として生活する上では有効だと言えます。

なので、よほどの理由がなければ職場の近くに住むことを検討するべきです。